菜の花、水仙、キジ、ホタル、天の川、カワセミ、アケビ、ヤマブドウ、 風に揺れる稲穂、渡り鳥、心安らぐ香りのローズマリー。 自然豊かなこの地では時がゆったりと流れてゆきます。
平成8年、より良い制作環境を求めて、自然豊かな南房総市の沓見に、神奈川県二宮町より移転しました。建物の外壁をすべて新潟より運び込んだ杉にしたことから、アトリエ&ギャラリー 染・空・間CEDAR HOUSE(シダーハウス)と命名。記念として庭に植えた杉の木は大地の養分を充分に吸って成長し、今や我が家のシンボルツリーとなっています。
美大時代に学んだ型染めの基本から伝統的技術の習得を経て辿り着いた世界は、二人が同じ技法、染料、布を用いながらも、それぞれの個性で作品を作り続けるということでした。南房総の豊かな自然の恵みである魚、野菜、植物たちをモチーフに、日本古来から伝わる、しな織り布・大麻布・藤布・葛布など古代織布と呼ばれる布たちに染め続ける毎日です。